床矯正は早期治療が可能

子供の成長過程と早期治療のすすめ

歯列不正(歯並びの悪さ)は様子をみていたらひどくなるばかり

矯正歯科治療が遅れると、それに比例して治療期間も治療費も余計にかかることになります。歯並びの矯正は早ければ早いほど簡単に治るのです。

学校の歯科検診で、5人に1人が歯並び矯正が必要と指摘される時代です。「うちの子の歯並びは少しおかしいな!?」と思った時が、矯正治療を開始するタイミングなのです。

歯医者さんに相談して、歯列不正の状態や程度、不正を起こした原因などをしっかりつかむようにしましょう。特に子供の時期には、爪を噛んだり、あごに手を当てたりするなどの悪習慣で歯に慢性的な力が加わり、歯は良からぬ方向へ移動してしまいます。あごも変形してしまいます。

矯正治療では急に力を加えて治すわけにはいきませんので、矯正装置を使ってあごを拡大し、ゆっくりと歯を正しい位置に移動することになります。

なるべく早く悪い歯並びを治すためには?

自分で着脱できるというメリットは、この治療法の弱点でもあります。患者さん本人が自分の歯を治そうという強い意志をもって、毎日、きちんと装置を装着しないと治療効果が出てきません。

また、床矯正治療のもう一つの重要なポイントは、歯を使う事、つまり噛むことです。装置を装着することが床矯正の一つの治療であり、咀嚼の訓練ももう一つの重要な治療です。

その意味でも、患者さんには食事の際は必ず器具を外してしっかりと噛んでくださいと申し上げていますが、噛むことで歯と歯の関連性がつき、調和がとれてきます。極端な話、下あごの歯並びも整うといった場合もあります。

それが生体反応です。

人間の身体は不調和な部分をほんの少し手助けして正してあげれば、バランスをとろうと全体が良い方向に進んでいきます。

子供の成長過程において治療できる床矯正のメリット

私が早期治療をすすめる理由もそこにあります。子供の発育過程を見てみると、6歳までは赤ちゃんから子供への成長期です。この時期に前歯が永久歯へと生え変わり、顎の骨の80%が完成します。

6歳から10歳まではいい子供になるための成熟期です。

そして、10歳以降に犬歯が生え始め、女の子は14歳、男の子は17歳で大人になります。この時期は、よりいい大人になるための子供の時期です。

叢生の70%は犬歯と犬歯の間、つまり前歯に発生します。

ですから、もし歯並びになんらかの不調和があるようなら、6歳ごろまでにあごの骨の発達を助けてあげるような治療を行うとか、少なくとも10歳までには歯列を整え、正しく噛む機能を身に付けさせてあげる必要があるわけです。

前歯がきちんと整えば、その後に映える犬歯や臼歯もそれにならって生えてくるので不調和が起こりにくくなります。逆に、前歯の不調和をそのまま放置すると、顎を拡げるだけでは歯列が整わなくなり、ワイヤーを使用するなど、後の治療が複雑で、しかも時間がかかるものになってしまいます。

床矯正で子供がいい顔になる方法

私が早期治療をすすめる理由はもう一つあります。噛むという行為は、あごや顔の筋肉の発達刺激になります。特に前歯を使うと口の周りにある口輪筋を活性化させ、引き締まった口元をつくります。もちろん顔全体の筋肉は連動していますから、歯並びを整え歯が正しく機能するようになれば、表情が豊かになり、まるで別人のようにいきいきとした顔貌が生まれます。

いい顔は見た目の歯並びを整えるだけでは生まれません。歯を正しく使うことで作られていくものです。

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